ABOUT

伝えたいテーマに応じたゲームデザインを提供します。

WAZA gamesではボードゲームを、体験を通じてテーマを伝えるメディアだと考えています。そしてメディアには当然、何か伝えたいテーマがあるはず。よって「何かのゲーム」よりも「何かを伝えるゲーム」としてのゲームデザインが必要です。

そのためには、ルールのつくり方・内容物のアートワークといったプレイヤーのボードゲーム体験に影響する要素はもちろん、PR戦略・ビジネスモデルなど、より大きなレイヤーへの理解も求められます。
豊富なボードゲーム制作の事例、携わり方を経験してきたWAZA gamesだからこそ、それらを踏まえたゲームデザインが可能です。

以下で、その具体的な制作プロセスを解説します。

ヒアリング・リサーチ

通じてプレイヤーに伝えたいテーマ、目的を絞り込むステップです。ヒアリングやワークショップを通じて、なぜゲームをつくるのか、どんなゲームをつくりたいのか、ビジュアルのイメージは…などなどを実制作を始める前の指針となる情報を整理します。

もちろん、ここで見えてきた内容によっては「もしかしたらボードゲームではなかったかも」となるかも知れません。それはそれで良いことです。

企画案のご提案

整理された情報を踏まえて、簡単な企画案をWAZA gamesからご提案するステップです。
この時点ではまだ詳細なルールやデザインはありませんが、どんな体験ができるものをつくるのか、という大枠の部分を固めていきます。

プロトタイプの作成

承認いただいた企画をベースにして、実際に動作するプロトタイプをつくるステップです。
ゲームのルールや内容物を仮設し、ゲームを遊ぶための最低限の要素を備えた手作り品を用意します。まだまだアラだらけの段階ですが、ゲームとしての完成イメージがぼんやりと見えてくるかと思います。

テストプレイ・インタビュー

プロトタイプをつかって、実際に人にプレイしてもらい、ブラッシュアップしていくステップです。
新しいゲームをつくることは新しい体験をつくることであるため、実制作前に必ず何も知らない人に遊んでもらい、反応や感想をいただく機会を設けます。ここでのフィードバックを踏まえてゲームバランス、テーマの伝わり度合いを検証し、改善していきます。

仕様決定

テストプレイを踏まえて、内容物やルールを決定し、実製品のイメージを固めるステップです。
ここで製造の予算が判明します。細かな仕様変更のほか、製造工場側の状況や原材料の価格変動によって大きく変わる部分ですが、目的と予算感を損なわないように調整をいたします。

デザイン・アートワーク

仕様が決定したら、ゲームの見た目を仕上げるステップに入ります。
ヒアリング内容、出来上がっているゲーム体験を踏まえたアートワークを施します。また、デザインが入った状態でもプロトタイプを用いたテストプレイをおこないます。こうした本製品により近いプレイヤーの体験から、さらなるブラッシュアップをすることもあります。

印刷

デザイン完成後にデータを印刷所に入稿し、実製造するステップです。
本印刷の前にはテスト印刷をかけて最終チェックをおこない、ミスを潰します。それが終わったら本印刷、納品となります。

制作プロセスとしては以上です。また、ボードゲームの制作そのもの以外にも、ご希望するお客様には前後のPRプランニングなどを含めたご提案も可能です。お気軽にお問い合わせください。

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ボードゲームデザイナー
ミヤザキユウ

2018年にボードゲームの制作会社、株式会社バンソウを共同創業、取締役就任。その後取締役を退任し、2022年3月より株式会社VITAに参画。WAZA gamesとして活動を開始。

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